DSC EXPRESS
Vol.026

DSC EXPRESS Vol.026をお届けします。
毎月15日発行です。どうぞ宜しくお願い致します。

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     INFORMATION

    デジタルサイネージアワード2020作品募集開始!

    デジタルサイネージアワード2020作品募集開始!

    今年もデジタルサイネージアワード2020を開催致します。デジタルサイネージアワードは、(一社)デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することでデジタルサイネージ市場をさらに活性化していくことを目指すものです。
    今年はWEB上での開催です。また、新たに応募部門を設け部門ごとのエントリーとしていますので、要項をご確認のうえふるってご応募ください。
    詳細はこちらをご覧下さい。

  • 災害・緊急時におけるデジタルサイネージ

    災害・緊急時におけるデジタルサイネージ

    また大雨による自然災害が多発している。東日本大震災を契機に、NHKとデジタルサイネージコンソーシアムとの間で検討が進められ、2012年12月11日に「NHK非常災害時緊急放送のデジタルサイネージでの受信公開に関するおもな条件等」が示された。 本内容は災害・緊急時におけるデジタルサイネージ運用ガイドライン 第2版の11ページに記載されている。

    ガイドラインの要点は、事前に申請を行っておくことで、NHKの非常災害時緊急放送を受信契約すること無くデジタルサイネージに表示できるようにしていることだ。本来は放送をデジタルサイネージに掲出を行うことはできない。だが常識的に、社会的にこれは必要なことであるというのは誰しもが納得できることだと思う。
    発災時の状況や、発災以降の時間経過によってサイネージが有効であるケースも当然ある。しかし一般的にはテレビやラジオ、SNSなどに比較して優位性があるとは仕組み的にも運用体制的にも考えにくい。個人的には中途半端な情報提供はむしろ危険ですらあると考えている。その視点からも、NHKは最も有効な情報源のひとつである。(Y.E.)

  • 駅と街の可能性~Takanawa Gateway Fest に行ってみませんか?~

    駅と街の可能性
    ~Takanawa Gateway Fest に行ってみませんか?~

    コロナウイルス感染防止対策の影響で開催が延期されていた高輪ゲートウェイ駅前のイベント「Takanawa Gateway Fest」が2020年7月14日(火)から9月6日(日)まで期間限定で開催されている。同イベントでは駅前約3万㎡の広大なスペースを活用して複数のパビリオンやイベントスペース、飲食ブースを設置、先進技術を活用した様々な体験ができる。
    高輪ゲートウェイ駅については、外出自粛要請期間中に開業したので、まだ現地をご覧になっていない方も多いかも知れないが、この機会に是非、同駅を訪れていただきたい。
    デジタルサイネージ的な見どころは、日本初上陸のインタラクティブアーティスト、ジェン・ルーウィン・スタジオ(Jen Lewin Studio)による屋外インスタレーション「コスモス(COSMOS)」、NTTドコモとJR東日本が共催するバーチャルコミュニケーション体験イベント「Future Gateway~未来とつながる5G×XR~」、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」が制作・演出を手掛ける「時空を超え、アートを巡る列車の旅」をテーマにしたデジタルアートミュージアム等々。JR東日本からは「タッチレス」をキーワードに駅と街がシームレスにつながる便利で快適な将来の可能性を「顔認証技術」や「ミリ波通信技術」を通じて疑似体験できるブースが展開される。
    また昨今の状況下、会場に行かなくてもイベントの内容が疑似体験できるオンラインイベント「おうちでTakanawa Gateway Fest」のコンテンツも用意されている。本イベントは一部展示を除いて入場無料だが、入場者数を制限して開催されるため、オフィシャルサイトからの事前予約が必要とのこと。
    まだまだ外出にもイベント参加にも用心が必要な状況ではあるが、一日も早く落ち着いた日常が戻ってくることを祈っている。(T.Y.)
    【オフィシャルサイト】
    https://www.takanawa-gateway-fest.com/

  • デジタルサイネージ
    NEWS解説

    withコロナの観光業を救う10のキーワード vol.2「スマートシティ」が広げるコロナ後の観光業の可能性 記事元:やまとごころ.jp 7月8日

    当然ながら、こうした手法を取り入れるにあたってデジタルサイネージは不可欠だ。従来のデジタルサイネージとの違いは、生体認証やAIといったよりインタラクティブな機能を持ち合わせることで、その場その時間の最適解を生み出すまでのスピードを圧倒的に早められることだろう。

    「アフター・コロナ」が今や、「ウイズ・コロナ」に変わった。まだまだ終わらない、先の見えないこのパンデミックの戦いの中では、終わりを待っていても仕方がない。動き出した経済を回さなければ国も国民も共倒れする。その前に共存(?)しながら戦いを続けようと動き出している。その一環として、まずは大打撃を受けている観光業の国内需要喚起策『Go To キャンペーン』が始まる。これに対しては賛否両論渦巻いているが、これを起爆剤に経済の立て直しをおこなっていくには、ウイズ・コロナのスタイルの確立が必須である。
    これからは常に「安心・安全・清潔」がキーワードで、それらを実現するのに、かねてより進められているスマートシティ化が最適であろう。コロナ禍はスマートシティの実現に拍車をかける。それは、都市インフラやサービスが、ICTで繋がりツーリズムのみならず、日常生活がコロナ禍でも快適に行動できる、生活できる環境を創り出すことである。
    「スマートシティ」に不可欠なのは、スマートフォンやデジタルサイネージによる目に見える指針となるべき表示である。それらはIoTによりインタラクティブでシームレスでスピーディーに情報提供され、都市生活の最適化が常に図られるのである。
    デジタルサイネージに表示される情報を選択するにも、スマホに表示されればデジタルサイネージに触れることなくタッチレスで決済までできる。位置情報やリアルタイムの混雑情報を用いて、空いている駐車場へスムーズにナビが誘導、しかもそこは今最も安くて近い…それらが繋がり渋滞緩和へと街がスマート化される、などなど。
    新型コロナが招いた危機的状況の中、スマートをキーワードに、デジタルサイネージには様々なビジネスチャンスが到来。まさに「災い転じて、福となす」であろう。(H.I.)

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