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DSC
INFORMATION
デジタルサイネージ
コンソーシアム
オープンラボ Vol.01、
東京デジタルサイネージ
ツアー
2019 Winter
開催のご案内
会員向けのみならず、広く社会に対してデジタルサイネージが貢献できるための、オープンな情報提供を一層積極的に進めていくために「デジタルサイネージコンソーシアム オープンラボ」「東京デジタルサイネージツアー」という試みをスタートさせます。DSC会員以外の方もご参加可能です。オープンラボの第一回目のテーマは「IoTでセンシング、AIでアナライズ、サイネージでビジュアライズ」となっています。ぜひ奮ってご参加下さいませ。
DSCからのお知らせ
- デジタル新年会2019を開催致します。デジタル界隈の方でしたらどなたでもご参加可能ですので、ぜひご参加下さいませ。
- デジタル10大ニュース2019の投票が開始されました。結果はデジタル新年会で発表致します。気になるニュースにご投票下さいませ!
- 会員企業からのお知らせ、各部会からのご報告はこちらからご覧下さい。
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デジタルサイネージ
TODAY
デジタルサイネージと
スマートフォンの連携は
LINEしかない
デジタルサイネージとスマートフォンの連携に関しては、これまで数多くの試みがなされてきた。両者をつなぐために、ICカード、Bluetooth、ビーコン、WiFi、Websocket、光ID、非可聴音などが使われたが、どれもうまくは行っていない。この理由は明確で、どれも汎用性がなかったり、専用のアプリをインストールする必要があるからだ。この一点を超えることが、果てしなく敷居が高いのである。おそらくもっとも手軽で現実的な方法は、結局のところは手っ取り早くスマートフォンのカメラで画面を撮影するか、QRコードだろう。しかしできることが限定的、WEBへのリンクほとんどだ。これでも悪くはないが、継続的なコミュニケーションにはつながりにくい。これらの課題を解決できるのがLINEだ。日本におけるLINEのアクティブユーザーは7600万人である。これに勝る汎用性のあるツールは他に見当たらない。またLINE Messaging APIやLINE BOTという自動で会話ができるAIチャットボットが用意されている。LINE Payを使えば決済まで完結できる。LINEをうまく活用すれば継続的なコミュニケーションが可能になる。すでにLINEを利用したデジタルサイネージの事例も出てきているし、中国や香港、台湾あたりではWechatがデジタルサイネージにも徹底的に活用されているではないか。デジタルサイネージだけではなく、ビジネスにおけるLINEの活用は、これからまだまだ広がっていくはずである。しかしながら、デジタルサイネージ関係者はLINEが使えるとはいまのところ全く気がついていないし、LINE側はデジタルサイネージまで手が回っていないか、彼らさえ気がついていないことが多すぎる。(Y.E.)
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デジタルサイネージ
TOMORROW
「そのとき、その人、
その場所に」
Dynamic DOOHのパワー
瞬間の価値、場所の価値、そしてOOHに接するオーディエンスを客観的に捉え、動的にクリエイティブを配信するダイナミックDOOH。1月22日に慶應義塾大学にて行われる「デジタルサイネージコンソーシアム オープンラボ Vol.01」では、国内外の事例を通じて、ダイナミックDOOHのパワーをお伝えする。例えば、気温や天気、あるいはチケットの販売状況などのデータと連動して広告内容を動的に変化させることで、通常の広告に比べて、ダイナミックDOOH広告の認識率は25%アップ、 適用度(自分にふさわしい内容かどうか)は80%アップ、 商品の利用喚起度についても80%アップという高い効果が報告なされている。海外の事例では、ニューヨークタイムススクエアでの天気に連動したボディシャンプーの屋外広告事例や、ヒースロー空港での交通情報と連動し、到着客に都心までの最適な交通手段を示した事例や、AIの顔認証機能を活用したインタラクティブなOOHの事例等を紹介し、また東南アジアでの最新のダイナミックDOOH事例も取り上げる予定だ。日本においても、全国100箇所以上、スクリーン数にして3,000面以上でダイナミックDOOHに対応できる媒体が増えているが、各種データと連動したダイナミックDOOHの国内事例についても取り上げ、より身近になったダイナミックDOOHの世界をご紹介したい。(I.J.)
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デジタルサイネージ
NEWS解説
4Kがスタンダードに! シャープの最新デジタルサイネージ大公開 記事元:ascii 2018年11月28日
「街を変える・オフィスを変える」をテーマにデジタルサイネージやそれにまつわるソリューションを数多く提供しているシャープが、その最新のハードウェア、ソリューションを展示・紹介する「Visual Solution World 2018」を開催した。このVisual Solution World 2018で大きく取り上げられていたのは、やはりデジタルサイネージ用のインフォメーションディスプレイ。最小43型~最大86型をラインナップ。このインフォメーションディスプレイはすべて最大解像度は4Kとなっており、これからは4Kパネルがベーシックラインとなる
デジタルサイネージについても今年いよいよ4K時代が到来。各ディスプレイメーカーは今春以降4Kラインナップを拡充し4Kがベーシックラインとなる。なぜ今か。実はパネル市場で昨年大型4KパネルがフルHDより価格が安くなるという逆転現象が始まったのだ。当然ながら安くて品質のいいものが売れるというのは市場の原理。一気に4Kへとシフトすることとなった。業務用も4Kが街にあふれる時代が今年からやってくる。ではコンテンツはどうだろう。家庭用同様ハード先行で、メーカーは4Kサンプル映像で惹きつけ4K化を図る。確かにこれまでのフルHDの映像を4Kディスプレイで見るとアップコンバートという言葉の呪縛からか綺麗な気がする。そこで今最も適している4Kディスプレイの利用法としては施設の館内案内図などで、情報量が多く細かな文字でもにじまずくっきりと表示され大変見やすい。現在デジタルサイネージは通りすがりに確実に視認でき、記憶に残るコンテンツが良しとされ、またそういった利用が大半である。4Kでは設置用途、ロケーションによりさらに検討が必要だ。 また、業務用ディスプレイは4K時代に突入するが、セットトップボックスは4K未対応がまだ多い。4Kデジタルサイネージのスタンダードはアンドロイド搭載でインターネット接続が可能である。 デジタルサイネージのさらなる拡大は、利用シーンと共に、配信方法、システム、HTMLなどでのコンテンツ制作と、4K標準化に向け各ステージでの新たな挑戦が業界にとって重要な鍵となりそうだ。(H.I.)