DSA2021 世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング
未来先取り部門賞
Entry Title
世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング
Movie
Photo
審査会から
世界遺産中城城(なかぐすくじょう)の城壁を使ったプロジェクションマッピング。伝統芸能と融合したイベントを、10年に渡って自治体主導で続けている点が素晴らしい。プロジェクションマッピングの先駆けである。
Corporate Name
沖縄県中城村
Location
世界遺産中城城跡の城壁
Details
世界遺産中城城跡(なかぐすくじょうあと)の三の郭(かく)城壁に、プロジェクションマッピングの映像を投影した作品です。映像は、中城城(なかぐすくグスク)の城主であった「護佐丸(ごさまる)」という人物を主人公にストーリーが描かれています。護佐丸は、琉球王国時代(日本史では室町時代)の功臣で、「忠義の将」「築城の天才」と言われ、最後まで王への忠義を尽くし戦わずして自害した(護佐丸・阿麻和利の乱)とされています。当初の作品では、今でも語り継がれている彼の生涯を「光と音で蘇る護佐丸伝説!」というテーマで表現しており、また、近年では「覚醒〜護佐丸の願い」や「護佐丸のレガシー」のテーマで映像を制作しています。プロジェクションマッピングの映像と、伝統芸能のコラボが特徴的な作品です。
Feature
世界遺産中城城跡(なかぐすくじょうあと)の城壁に投影するプロジェクションマッピングの映像と、村内の伝統芸能を融合したステージは本作品の最大の特徴です。感動を与える作品を目指し、住民参加型の作品とすることで、人から人への話題性の広まりを狙ったものです。中城城(なかぐすくグスク)の城主であった「護佐丸(ごさまる)」を主人公にストーリーを描いている点は、本イベントを開催した当初から一貫しています。プロジェクションマッピングの映像を活かして、中城城跡の知名度向上と観光振興を図ることが目的でスタートしたイベントですが、実際、本イベントを開催する前は年間9万人にも満たなかった中城城跡の来場者数が、イベントを開催した後からは年間11万人から13万人を超えるまでになっています。
Screen Size
w約21m×h約5m
Screen Type
城壁
Number of Screens
1
Running
平成25年度~
このページの掲載内容は、アワード応募時に提出いただいた内容にもとづいています。
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