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また、今回の一連の皇位継承式典にあたっては、時代情勢を反映した新たな工夫と予算節減の努力も図られている。
まず、30年前と比べ大幅なIT化が進展した今回は、情報通信分野で新規計上されている予算が多い。例えば、会場でのWi-Fi環境の整備費(約1100万円)、デジタルサイネージなど新たなメディアによる広報費(約1.1億円)、インターネットを通じた公式画像の提供費(約5900万円)などが挙げられる。また、簡素化の一環で式典のための仮設ステージを宮中に建てないことになったため、代わりに大型モニター等(約1.5億円)を設けることになった。