1年半の実験結果から明らかになった「データ活用」の難しさ?大阪大学 グリーンITプロジェクト
2010年、国立大学法人大阪大学 サイバーメディアセンター(以下、CMC)は、消費電力を可視化する「グリーンITプロジェクト」を開始した。実は大学は、地域の中でも電力消費量が大きい。大阪大学でもこのプロジェクト以前から省電力に取り組んでいた。しかし、具体的にどこに要因があるのか詳細を把握するのは難しかった。
そこで今回のプロジェクトでは、大学内にあるCMTを舞台としたプロジェクトをスタート。日本マイクロソフトとの協力により、計測した電力消費量を構内LAN経由でサーバーに収集し、その結果をポータルサイトやデスクトップガジェット、デジタルサイネージに表示するシステムを構築。計測結果を教員や職員、学生が見ることによって電力消費量削減につなげることを狙った。
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/20120820_552871.html