カシオ 可視光通信、スマホ使い実用化 新システム開発、事業化目指す
カシオ計算機は、情報の送受信に人の目に見える光(可視光)を使う「可視光通信」の新システムを開発した。スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末を利用するのが特徴で、デジタルサイネージ(電子看板)と組み合わせた情報配信やスマホ同士のデータ交換などの用途を想定しており、早期の事業化を目指す。
使用方法としては、例えば店舗の前に設置された電子看板上にあるLEDの点滅を利用者がスマホで読み取ると、割引クーポンや店舗情報などが送られるといったサービスが可能になる。また、小売店の商品棚に光源を設置すれば、産地や価格など商品ごとの詳細情報を表示することもできる。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120128/bsc1201280501008-n1.htm