観光経済新聞

NECディスプレイ、学生とコンテンツ制作
 
東京都新宿区にある専門学校「日本電子専門学校」は、1951年の創立以来、先進性を重視した技術教育を行っている。79年には、日本で初となるCG教育にも着手。ネットワークエンジニアやゲームクリエイター育成など先進的かつ実践的な教育を展開する。最近では、携帯電話の普及に伴い「ケータイ・アプリケーション科」などを新設した。
 
企業とともに専門的な技術と知識を修得する産学連携にも積極的に取り組んでいる。その1つが、NECディスプレイソリューションズと連携した「デジタルサイネージ」(電子看板)のコンテンツ制作だ。昨年9月から12月にかけて東京の原美術館で韓国・ソウル出身の女性アーティスト、崔在銀(チェ・ジェウン)氏の個展が開催されたが、この展示風景や作品をイメージするコンテンツをNECのデジタルサイネージキッド「美映(ミハ)エル」を使って表現した。
 
同校では来年度以降もNECとの連携を続けたい意向だ。同校のグラフィックデザイン科の藤井小春科長は、「デジタルサイネージという新しい媒体に可能性を感じているから」と指摘する。また、「デジタルサイネージ教育を行っていることが決め手で、入学を決めた生徒もいる」とも。
 
http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/backnumber/11/09_17/shouhin_setsubi.html

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