世界初、音が出るテーブルを開発 後藤電子(寒河江)販売を本格化
コイル製造の後藤電子(寒河江市、後藤芳英社長)は、独自のねじ状振動デバイスを天板に埋め込むことで、天板自体が音を出すスピーカーになるテーブルを世界で初めて開発、本格的な販売を展開している。テレビの音や音楽だけでなく、電話会議や飲食店でのBGMなど、さまざまなシーンでの活用が見込まれ、すでにホテルやレストランなどから多くの引き合いが来ているという。
一方、同じ仕組みで、音が出る仕切り板も商品化。仕切りバージョンとして来月から正式販売する予定だ。すでに県内の金融機関で試験的に導入。商談の会話を聞こえにくくするため、商談スペースの壁に用いて音楽を流している。同社は「音の出る看板にもなり、デジタルサイネージ(電子看板)との新たな展開も考えられる」と話している。
http://yamagata-np.jp/news/201307/04/kj_2013070400086.php