DSC EXPRESS
Vol.150

DSC EXPRESS Vol.150をお届けします。
毎月5日、15日、25日発行です。どうぞよろしくお願いいたします。

  • デジタルサイネージアワード2024 作品応募受付開始!

    一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムは、デジタルサイネージアワード2024の応募受付を開始しました。詳細はこちらか上記バナーにてご確認ください。皆様のご応募、お待ちしております!

  • JR博多駅に今春登場したデジタルサイネージ

    JR博多駅に今春登場したデジタルサイネージ

    福岡でも徐々にデジタルサイネージのバリエーションが増えてきた。
    今回は今春登場のJR博多駅の新媒体を紹介したい。

     まずご紹介するのは「博多フラッグビジョン」という、博多駅前広場の通路の柱に連続して設置された媒体だ。2.9㎜ピッチの屋外用LEDビジョンは、1面が80インチ相当で両方向で7面連続しており、計14面同期放映しているので通行者の目にも止まりやすい。また隣接する百貨店の雰囲気に合わせ、筐体の色味や側面のデザインも工夫しているとのこと。駅前広場のイベント時は通路の流動数がさらに増えるため、イベントとの相性も良く、今後はサイネージのみの単体利用に留まらず、セット利用も期待できそうだ。

     次にご紹介するのは、三角柱の形状をした「デジタルプリズム4」という媒体である。こちらは博多駅前広場のタクシープールに新設され、80インチ相当の画面が1本の柱に3面、計4本12面で構成されている。表示面と通行者の距離が近いため、1.95㎜ピッチの屋外用LEDビジョンにGOB加工を施し、近距離で見た人にも違和感なくコンテンツを放映できる。またこちらの媒体は音声出力も可能なうえに、三角柱の形状を活かして連動した動きのある表現も放映できるそうだ。駅やタクシー利用者はもちろんのこと、地下街利用者や乗継でバス停へ向かう歩行者、隣接商業ビル利用者など、全方向への訴求が可能といっても過言ではない。

     以上、この4月から新しく稼働している2つのサイネージ媒体をご紹介させて頂いた。博多駅においては昨年度もメインの吹き抜けゾーンのサイネージが3Ⅾ動画が放映可能な仕様にアップデートされたり、透過型のLEDバナーを新設したりと、サイネージ関連のリプレイスや新設が相次いでいる。今後はこのサイネージを使ってどのようなコンテンツが放映されるのか、そちらにも注目していきたい。(M.T.)

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