全く同じDSE行き航空券で価格差が9.2万円!
現時点では日本から海外に渡航するにはかなりの制約があるが、現在6,7月発券分の燃油サーチャージが無料になっている。そこで今回は、今後海外に出かけやすくなることを願いつつ、9月に延期になったDSE(Digital Signage Expo 2020)デジタルサイネージエキスポの安いチケットを探してみよう。日程は9月の15日から18日(展示会は16,17日)にラスベガスのLVCCで開催される。以下は全て執筆時点6月8日の東京からラスベガスまでの航空券と、諸税などをすべて含んだ総額料金である。まず航空会社の公式サイトでの価格を調べてみると、
ハワイアン 77,180円
デルタ 79,710円
アメリカン 141,210円
JAL 141,810円
ANA 169,410円
ユナイテッド 177,210円
続いて航空券比較サイトでの検索結果(カッコ内は販売サイト)
トラベルコ
デルタ 49,210円(サプライス)
アメリカン 57,210円(旅工房)
ハワイアン 74,713円(Mytrip)
シンガポール 74,443円(Mytrip)
ユナイテッド 77,210円(サプライス)
JAL 130,295円(Mytrip)
ANA 163,318円 (Mytrip)
スカイスキャナー
ハワイアン 76,057円(BidgetAir)
アエロメヒコ 89,075円(Gotogate)
JAL 135,806円(Travel2Be)
デルタ 141,210円(デルタ航空公式)
アメリカン 141,210円(アメリカン航空公式)
ユナイテッド 153,310円(ユナイテッド航空公式)
ANA 166,264円 (Mytrip)
このようにちょっと検索しただけでずいぶんと価格差がある。ざっと調べた範囲での最安値は、航空券比較サイトのトラベルコ経由でエイチ・アイ・エスのオンライン専用ブランドであるサプライスがデルタ航空49,210円で出している。ここで面白いのは、トラベルコを経由せず、サプライスで直接料金を調べてみると、全く同じチケット(全く同じ便でどちらも予約クラスL)が76,210円なのである。その差はなんと27,000円だ。またスカイスキャナー経由でデルタ航空公式サイトに行くと、同じチケットは141,210円で差額は92,000円にもなる。こうした情報はとても重要だ。
果たしていつになったら自由に海外に渡航できるようになるのかわからないので、航空券の購入は躊躇してしまう人も多いだろう。たとえばデルタ航空の場合は、9月30日までは隣席には人がいないように販売席数を制限すると明言している。仮にフライトがキャンセル、あるいは本人事由でもキャンセルしても100%返金処理がされる。各航空会社の返金ポリシーを確認した上で、燃油サーチャージがかからない今のうちに、この夏以降のチケットを確保しておくのもよいのではないだろうか。(Y.E)