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東京大学の矢谷浩司准教授とSBクリエイティブ(東京都港区)、ローソンは共同で、消費者の衝動買いにつながるしぐさを検出するためのデータを集める実店舗調査を進めている。都内のコンビニの一角に来店者の動きを計測するセンサーを配置した棚を設置する。店頭で計画購入か衝動買いかアンケートし、棚の前での行動と照合する。
菓子などを対象とした。ローソンのプライベートブランドの商品を選び、メーカーによるCMなどの影響を抑えた。コンビニの売上高の約7割が衝動買いとされている。衝動買いした商品を棚の前で選んでいる際のしぐさを特定できれば、デジタルサイネージに商品PRを流すなど衝動買いを後押しできるようになる。