電通と博報堂の種目別売上高前年同月比をグラフ化してみる(2011年7月分)
電力供給不足は最低でも今夏、そして今冬以降も続く可能性が高い。以前懸念した「デジタルサイネージ」についても、【池袋駅のデジタルサイネージ、その後】で報告しているように地震直後のような「すべて全面オフ」という状況からは立ち直りつつあるものの、積極的な節電下における運用のためか、以前と比べていまいち勢いに欠ける感は否めない。表現を代えるのなら「申し訳なさそうな意思表示」という感じで、広告本来のありようとはやや違っている。ならば電力消費をほとんど伴わない、従来型野外広告にもう少し注目が集まってもよさそうなものだが、その気配は広告費動向からは「さほど」見受けられない。やはり心理的な面で、自粛ムードが浸透したままになっているのだろうか。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0810&f=column_0810_004.shtml