DSA2025 リアルとバーチャルをつなぐシュールOOH
優秀賞
Entry Title
リアルとバーチャルをつなぐシュールOOH
Movie
審査会から
・OOHにおいて、SNS等で「バズる」コンテンツとは何か?を、逆説的に表現している。リアルにおける体験も大事だが、バーチャル空間において、さらに仮想拡張させる体験も重要であることを示した。
・スマホとサイネージの連携広告もかなりこなれて来た感じがします。クリエイティブも素晴らしい。
・コンセプトが面白い。リアルを起点に、場所制限のないバーチャルに、シームレスに誘導する仕掛け。写真を撮って、投稿しようとしたら、そこにはないものが写ってしまう、というような仕掛けになっているのでしょうか?
・物理的な規制の大きい駅構内でAI・CGI等、最新のテクノロジーを活用してVR的な展開を実施した意義は大きい。今回はアート作品だが、自動車・ファッション・住宅機器等、様々な広告ニーズへの展開を期待したい。
・テクノロジーの活用として素晴らしい。バーチャル側に行かせる理由付けが課題。
・OOHだけでなく実オブジェクトを組み合わせ空間価値向上と広告・宣伝価値向上をともに実現している。
Corporate Name
大阪モード学園
大阪メトロ アドエラ
Location
Osaka Metro 梅田駅ホーム
Details
本作品は、Osaka Metro梅田駅ホームの大型LEDビジョン・ホームビジョン・パノラマビューセットを組み合わせた「梅田プレミアムPlus」へ出稿した大阪モード学園の広告を背景に、大阪モード学園の学生が制作したファッションデザインとAIが生成した3Dオブジェクトをを合成した「シュールOOH/CGI動画」です。現実に掲出されたOOH広告の風景に「本当にあった?」と錯覚を呼ぶ映像体験を創出。現実のOOHと仮想の映像表現を融合することで、新しいOOH体験を実現しました。
Feature
本作品の革新性は「リアルなOOH」と「CGIによる仮想表現」を融合させた点にあります。ARを使わず、CGIで“拡張されたOOH”を生み出すことで、掲出期間と場所が限定されるリアルのOOH広告の効果をオンラインへと拡張する、AI・CG時代における最先端テクノロジーを活用したOOHの新たな広告表現を構築する試みです。
Screen Size
縦4m✖️横40mのLEDビジョン、65インチのデジタルサイネージ
Screen Type
LED、LCD、ポスター
Number of Screens
14面
Running
2024年7月1日〜2024年8月1日
Explanation URL
https://osakametro-adera.jp/blog/20240827