DSA2025 TRAIN TV

優秀賞

Entry Title

TRAIN TV

Movie


審査会から

・国内のサイネージ市場をリーディングして来た車両メディアが交通広告からエンターテイメントに変わっていくということかと思います。さらに業界の拡大発展につながっていくと期待します。
・従来、コストの制約があり、なかなか幅が広がらなかった「広告サイネージのコンテンツ」という分野で、媒体価値を上げるために質・量ともに従来に無かったコンテンツづくりにチャレンジした意欲的な事例。PDCAで番組改編を積極的に行い、番組協賛等、コンテンツをマネタイズにつなげている点も評価に値する。
・再び新しい時代を切り開いた。
・電車内の情報発信を進化させた事例。通勤・通学中の新たな接点を創出し、広告とサービス両面で効果的です。

Corporate Name

株式会社ジェイアール東日本企画

Location

首都圏のJR主要10路線+ゆりかもめの電車内

Details

TRAIN TVは、JR東日本主要路線の車両サイネージで番組コンテンツを放映する情報配信プラットフォームです。CMが主、コンテンツが従だった旧来の編成を見直し、番組コンテンツ中心のプログラムへ刷新。お笑いやグルメ、ドキュメンタリーなど地上波TVを髣髴とさせるバラエティ豊かな番組を放映することで、まるでテレビを観ているかのような視聴体験を乗客に提供します。その背景にはスマホ時代に乗客のアテンションを再びOOHへ集めながら、首都圏生活者の一生の2%強と推計する電車内の時間を豊かなものにして頂きたい、という私たちの想いがあります。週のべ8400万人が乗車する電車内、ギネスワールドレコーズ™︎認定の世界一のスクリーン数でコンテンツを届けるTRAIN TVは、言わば新しい時代のテレビ。「電車の中でCMが流れるモニター」は「コンテンツを楽しむアンミサブルな(見逃せない)メディア」へと生まれ変わります。

Feature

日本のサイネージの先駆けであるJR東日本の車両サイネージも開始から20年超が経過し、提供価値を見直す時機にありました。従来の常識に囚われず発想する中で辿り着いたのは、メディアの生命線「コンテンツ」です。CMを強制的に見せる送り手都合のメディアから、コンテンツを楽しんで頂くオーディエンスファーストなメディアへ。あえてテレビとポジショニングすることで芸能人・著名人などが番組に出演するなど、従来のOOHにはない景色を生み出すことに成功。結果、モニター視認率と放映CM認知率は5ポイント超上昇しました。OOHに強いブランドはありませんでしたが、TRAIN TVの認知は既に5割、関連検索は開局前比6倍、SNSの発話も同10倍に。「電車内の名も無きモニター」は一つのメディアブランドになりました。オーディエンスの視点から媒体価値の再構築に挑むTRAIN TVが、サイネージ業界に新たな風を吹き込みます。

Screen Size

15~21.5インチ ※E235系は3面マルチ搭載

Screen Type

LCD

Number of Screens

56,680面 ※2025/3/13:ギネス世界記録認定

Running

2024年4月1日〜

Explanation URL

https://ttv.jeki.co.jp/

https://ttv.jeki.co.jp/sales/

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