DSA2025 GUG PLATFORM
優秀賞
Entry Title
GUG PLATFORM
Movie
審査会から
・無機質だったホームが、サイネージによって新たな空間に変貌を遂げ、駅を情報空間と楽しめる場所に変貌させたことは素晴らしい取り組みだと感じた。
・ビックデータ連携、AI生成が当たり前になる予感をさせるサイネージ。
・無機的になりがちな地下駅におけるサイネージ展開とそこで表示するコンテンツのあり方を示す意欲的な事例。鉄道会社が示す新しい駅のコンセプトではサイネージが活用されることが多いが、周辺の天候・季節や電車の発着に連動したコンテンツ等、体験価値を意識した取り組みは評価できる。
・このロケーションの可能性を見事に証明した。
Corporate Name
東急電鉄株式会社
イッツ・コミュニケーションズ株式会社
Flowplateaux
GOO CHOKI PAR
東急建設株式会社
株式会社東急エージェンシー
Location
田園都市線駒沢大学駅
Details
「サステナブルな地下駅」を目指す田園都市線5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」第1弾 駒沢大学駅リニューアル工事において、新たな情報発信媒体として駅構内デジタルサイネージ「GUG PLATFORM」を導入しました。ホームからコンコースまで3エリアで連動し、「CORRIDORVISION」「STEPSVISION」「RAILVISION」から構成されております。鉄道運行情報や広告のみならず、地下空間の駅の中でも、地上や地域とのつながりを目的に周辺環境と連動した約130種類のオリジナルコンテンツを放映し、まちの情報や輸送障害時などの情報発信をより強化します。また、「RAIL VISION」は、上下線ホームの天井から下がり壁に設置した全長90mのサイネージで、周辺環境と連動したオリジナルコンテンツを放映するのは全国の駅において初の取り組みです。
Feature
GUG PLAT FORMは駅サイネージの新しい在り方を提案します。駅サイネージは、これまで広告と鉄道運行情報の配信が中心でしたが、Green UNDER GROUND(GUG)では、まちの入り口である駅を地域と繋がる大切な場所と捉え、工事期間中に出会い、共創した様々な地域の方、事業者、お客さまとともにまちの魅力を感じ、発信するツールとして位置づけました。オリジナルコンテンツは都立駒沢オリンピック公園や周辺のまち並みから着想を得た、約130種類の大小様々なアニメーションを組み合わせ、駅周辺の天気や季節に合わせてイラストや色調が変化します。上下線ホームの全長90mのRAIL VISIONは、ホーム空間という特殊性を活かし、電車の動きと連動したアニメーションも放映可能です。なお、軌道側下がり壁と一体となったサイネージは、電車からの排熱流入を防止し、より快適で環境負荷低減にもつながる取り組みです。
Screen Size
W680mm×H1,210mm/W5,000mm×H1,500mm
W90,000mm×H250mm×2面
Screen Type
LCD、LED
Number of Screens
55インチLCD液晶ディスプレイ×9面
W5,000mm×H1,500mm×1面
W90,000mm×H250mm×2面
Running
2025年4月13日
Explanation URL
https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/20250326_gug_d.pdf
https://www.instagram.com/gug_5stations/?igsh=ZWNlbWl3dmE2czRo