DSA2025 大阪・関西万博の玄関口Osaka Metro夢洲駅 「移世界劇場」へ誘(いざな)う大型LEDビジョン
優秀賞
Entry Title
大阪・関西万博の玄関口Osaka Metro夢洲駅 「移世界劇場」へ誘(いざな)う大型LEDビジョン
Movie
審査会から
・建築と融合した空間演出として唯一無二の存在。折り紙天井×映像反射の設計は極めて高い体験価値を実現。
・万博の玄関に設置され、訪問者の多くに未来への可能性を感じてもらえる、素敵な演出になっていたと思う。
・一連のビデオウォールの中でもタテ・ヨコともに最大級のもの。新駅開業に合わせてこのようなチャレンジングな取り組みが実現したことは評価に値する。その大きさや形状を活用したコンテンツ・広告展開に期待する。
・まさにファーストパビリオンを標榜しているだけ会って、仕掛けを含め、万博らしいです。見に行きたい。
Corporate Name
株式会社大阪港トランスポートシステム
大阪市高速電気軌道株式会社
株式会社安井建築設計事務所
西日本電信電話株式会社
ピーディーシー株式会社
Location
中央線夢洲駅中階
Details
大阪・関西万博の開催やIR整備が進む国際観光拠点の玄関口となる「夢洲駅」。駅のデザインコンセプトは「移世界劇場」。大阪のまちや人々を動かしてきたOsaka Metroだからこそ、創り上げることができる「移動の魅力を発信する駅」です。
移動世界へ導く門型照明、鏡面の素材からなる折り紙天井、全長55m×高さ3mの大型LEDビジョンをメイン要素としてダイナミックな空間を構成。大型LEDビジョンの映像は、照明や音響とも連動しインパクトある空間を演出します。
映像や照明、お客さまの姿が折り紙天井に映り込むことで、唯一無二の空間体験を提供。劇場のように「駅そのものが目的となる」ことを目指しています。
また、万博に合わせ駅専用の環境映像を2作品制作し放映しています。環境映像のテーマは「Osaka Metro館」。世界中から訪れるお客さまをお迎えするファーストパビリオンとして移動の魅力を発信します。
Feature
地下空間として世界最大級の大型LEDビジョン。お客さまやLEDビジョンの映像、照明が折り紙天井に映り込むことで空間が完成。LEDビジョンはCOBパネルを採用し、高い安定性を実現。STBはNTP同期により画面間のずれがほとんどなく、全画面や画面分割表示など自由にレイアウト可能。
・コンテンツ面
万博のファーストパビリオンと位置付け、「Osaka Metro館」をテーマに超ワイド画面を活かしたダイナミックな映像を2作品制作。
①Osaka Metroの世界
歴代車両の3DCGを登場させながら、過去~現在~未来へ旅するイメージで、「大阪の街と人と共に歩んできたOsaka Metroの軌跡」を紹介する作品。
②夢洲駅デザインの世界
時報とともに夢洲駅のデザインコンセプト「移世界劇場」の世界観を表現。建築デザインモチーフや駅の3Dデータを素材として活用。天井への反射を考慮したグラフィカルな作品です。
Screen Size
W54,864mm×H3,086mm
Screen Type
LED(1.9mmピッチ、COB方式)
Number of Screens
1面
Running
2025年1月19日