DSA2025 AI擬態ビジョン

優秀賞

Entry Title

AI擬態ビジョン

Movie


審査会から

・AIによる映像擬態という発想は革新的。人間の錯視を活かした演出手法として可能性がある。
・あえて無いように擬態するという、デジタルサイネージ的にはパラドキシカルなアプローチですが、むしろ、急に出現すると効果は高まるのでは無いでしょうか。
・「目を引く」「なんだこれ?」のアイディアとしてよいし、AI生成自動生成を活用しているところがよい。
・Dynamic Creative Optimaizeをリアルタイムに、しかも「擬態」という面白い発想で実現した作品。
・リアルに近い背景をAIで生成して、表示するありそうで無かった発想は評価に値する。このソリューションを今後の話題づくり・マネタイズにつなげるための深掘りが期待される。
・AI技術を使った新しいサイネージ体験。視覚的驚きやインタラクション性に加え、今後の拡張性も期待されます。

Corporate Name

株式会社 LIVE BOARD
株式会社電通
株式会社電通クリエーティブX

Location

築地アーバンメイツビル

Details

AI擬態ビジョンは、LIVE BOARD、電通、電通クリエーティブXが共同開発した、生成AIとライブ配信の技術を組み合わせた屋外広告における新たな広告技術です。AI擬態ビジョンの仕組みは、まず屋外ビジョンを含む風景を一定の間隔で撮影し、画像生成AIのAPIを利用して、その画像データの屋外ビジョン部分を背景の空風景になじむように塗りつぶします。そして、塗りつぶした画像データ部分を、LIVE BOARDのライブ配信技術を活用してリアルタイムで屋外ビジョンに映し出します。結果として、まるで屋外ビジョンが背景の空や風景に溶け込んでいるかのような広告表現が可能となります。本技術は、広告制作における生成AI活用が加速する現代において、屋外ビジョン×生成AIの先進的なクリエイティブ表現として注目されています。

Feature

「AI擬態ビジョンは、アドビ株式会社の協力のもと、画像生成AIであるAdobe Firefly ServicesのAPIを活用して開発されたものです。本技術を活用した広告サービスは、日本国内では初の事例となります。この技術の最大の魅力は、屋外ビジョンが周囲の環境と自然に調和し、従来の広告の枠を超えた新たな体験を提供できる点にあります。リアルタイムで映像が変化することにより、生活者の興味を惹きつける表現が可能となりました。さらに、プロンプトの応用や工夫、商品やテキストの前景への合成によって、多様な広告表現が実現可能です。たとえば、空に浮かぶ文字や商品、さらには怪獣が登場するようなダイナミックな演出など、幅広い表現が展開できます。

Screen Size

画面サイズ:H6,720 x W12,160(mm)

Screen Type

LED

Number of Screens

1面

Running

2024年9月15日

Explanation URL

https://liveboard.co.jp/information/202409002516.html

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