DSA2024 ゴジラビジョン
優秀賞
Entry Title
ゴジラビジョン
Movie
Photo
審査会から
・新宿駅地下等で広告媒体と一緒に撮影している方を良く見かけるが、サイネージと平面絵の組み合わせがうまく実現されている。設置効果が非常に高く、「映え」としての役割も果たした。この様な広告は、今後も増え続けると想定するが、コンテンツの充実が楽しみである。
・サイネージにあえてシートを貼る事で表現の幅を広げた面白い事例だと思いました。また良い/面白いものは記録に残したい/拡散したいという生活者インサイトを施策レベルに落とし込んだ点も評価できると思います。
・デジタルだけではない、アナログ、半アナログのような空間演出がとても面白い。すでにあるもの、ある場所をどう使ったら人の心を掴むのか考え抜くことが必要だということを改めて感じさせてくれた。
Corporate Name
TOHOマーケティング株式会社
株式会社ジェイアール東海エージェンシー
株式会社東宣
Location
JR名古屋駅(名古屋エクスプレスビジョン)
Details
東宝「ゴジラ-1.0」の公開にあわせ、名古屋駅で一週間限定で実施された空間装飾。
横長のサイネージの画面左半分は5分にわたる映画告知を放映、右半分はシートで覆い巨大ゴジラを出現させた。
本来なら全画面ディスプレイで見せたいと思うところを敢えて一部分をシートで隠すことで、「サイネージで見せるところ」と「シートで見せるところ」に分け、サイネージだけでは成しえなかったダイナミックな演出を実現。これによりただ単に広告を撮るだけでなく、「一緒に」写るフォトスポットとしての役割も果たした。
なお、本広告は今まで見たことのない面白いサイネージ広告を作るべく、媒体社から広告主にお声がけし実施に至ったという特殊な事例である。広告主、広告会社、媒体社いずれも名古屋に拠点を置いている3社でタッグを組みクリエイティブを制作。本来の役割を超えアイデアを出し合った末、「ゴジラビジョン」を開発した。
Feature
①デジタルサイネージとシートの融合
ディスプレイの右半分や床面をシートで大々的に覆い、ゴジラのダイナミックさを表現。さらにゴジラの尻尾や口元のみ青い透過性のシートを貼り、ゆらめくような映像をサイネージで後ろから投影することで光線を溜めるようなクリエイティブに。サイネージを「動画を流す媒体」だけでなく、「シートを透過する媒体」としても使用した。
②ゴジラが知らせる17 時(ゴジ)時報
16:59から「♪ピンポンパンポーン」という音とともに突如始まるカウントダウン。 現地の期待感はMAX に。17時になると名古屋駅限定のオリジナル映像を放映。いま」「ここでしか」見ることのできない時報広告はファンもそうでない方も映像を見るために立ち止まり、SNS にも多数投稿された。
Screen Size
32:9 7,281×2,053(mm)
Screen Type
LCD
Number of Screens
1面
Running
2023/11/6〜2023/11/12
Explanation Url
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000078651.html
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