DSA2024 オフィスエントランスでのグループウェアと連携するデジタル案内
優秀賞
Entry Title
オフィスエントランスでのグループウェアと連携するデジタル案内
Movie
Photo
審査会から
・テクノロジーで受付業務を簡素化しつつも無機質な冷たさではなく、合理的で高揚感を感じられる仕掛けとなっており、改めてリアルで人と会う事の意義や価値が見直されてきた現在、会話の端緒となる役割も担っていると感じました。
・o365のオフィスウェアとの連動で文字・案内連携は見たことがあるが、演出による直感的な誘導演出は非常に感性的で好感が持てる。システムの仕組みはいたって簡単だが、センスがよい。
・オフィスサイネージの進化系としてさまざまな事業者の連携によって実現したことがわかる作品。IT系の企業にはぜひこんなオフィスを導入してほしい。あとは、特別な日には特別なコンテンツをお願いしたい。
・リソースが不足している中、非常に頼もしい作品だと感じた。混雑しがちな大型駐車場等で空き区画へ車を誘導することに活用するなど、今後の活用・展開も期待できる。
Corporate Name
株式会社Dirbato
株式会社JUPITER JAZZ
株式会社tonel.
株式会社ワブタス
株式会社WAKATOBI
アビックス株式会社
SIIM
Location
ミッドタウン・タワー 株式会社Dirbato
Details
デジタルテクノロジーを駆使して、企業と世界の課題を解決する株式会社Dirbato。
オフィス移転にあたり、8つの会議室がある来客エリアでデジタルサイネージによる空間演出を行なうことで、無人での来訪者案内を実現した。
デファクトスタンダードとなったMicrosoft365と連動する受付システムをオリジナル開発。
来訪者に自動発行された番号を打ち込むタッチパネル。天井から吊下がる透過型LEDビジョン、さらに透過型LEDビジョンが全面に設けられたガラス壁の会議室と、床型LEDビジョンが埋め込まれた通路。これら全てのサイネージが連動し、入口から目的の部屋まで天の川のように続く粒子(情報)の流れを辿りながら歩を進めることで、来訪者は広い空間の中からその部屋へ向かうことができる。
また、普段は企業観を表現した映像を流しており、時間帯により色彩を変えながらエントランスの雰囲気をより一層高めている。
Feature
サイネージに囲まれ、テクノロジーに誘導されるという体験を経て、新しい技術に触れた時の高揚感や感動を来訪者に提供し、またDirbato社の企業イメージの表現と更なる向上を図っている点に独自性がある。
従来の透過型LEDビジョンとは違い、ブラックのメッシュ構造となっているため、コントラストの高い映像表現が可能となっているとともに、部屋内からの程よい目隠し効果も生んでいる。
空間の中で連続する会議室のガラス壁を、ひとまとまりに活用した大胆な映像表現と、その奥に会議室の様子が透けて見えてレイヤーとして重なり、フューチャリスティックな空間がテクノロジー体験をより盛り上げている。
また、案内映像は、流れる粒子が一歩先を行くことで気持ちよく先導してくれるような状態を目指した。
タッチパネルにも案内地図を表現し、次の案内までの待機時間を表示するなど、無人で完結するための細かいギミックも盛り込んでいる。
Screen Size
W1500xH2400mmx1面、W2500xH2400mmx3面、W3750xH2400mmx1面、W8000xH2400mmx1面、W500xD9000mmx1面
Screen Type
LEDビジョン(透過型、床型)
Number of Screens
7面
Running
2024年5月
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