DSA2024 Beyond Stations構想から生まれたイマーシブなメディア
優秀賞
Entry Title
Beyond Stations構想から生まれたイマーシブなメディア
Movie
Photo
審査会から
・「イマーシブ」をコンセプトに各駅のニーズに合わせて最適な素材を選択し組み合わせて活用のバリエーションを大きく広げた点をは評価に値する。特に新宿は駅構内におけるサイネージのユースケースを次のステージに引き上げた画期的な事例。
・「駅」という人と人とのハブ空間において、圧倒的な映像の存在感による「体験」を齎す装置の設置は、人々の映像体験による話題性とともに広告だけではない映像による発信源になりうるものと考えられます。今後は複数のメディアを街ごとやネットワーク化することによって、新たな体験を創出されることにも期待しています。
Corporate Name
東日本旅客鉄道株式会社
株式会社ジェイアール東日本企画
Location
JR上野駅、JR新宿駅、JR秋葉原駅
Details
JR東日本では「BeyondStations構想」を掲げ、駅を「交通の拠点」から「暮らしのプラットフォーム」へと転換しお客さまの心豊かな生活の実現に取り組んでおりますが、この度上野駅、秋葉原駅、新宿駅に各駅のロケーションにあわせたサイネージを整備し、駅空間と一体的に活用することで”イマーシブなメディア空間”を創り出しました。”イマーシブなメディア空間”では、リアルとデジタルを融合した新たな発見・体験・交流の場を創出し、ヒトとヒトをつなぎ多様なコミュニケーションを促進することで、駅の価値を増幅させ更なる魅力向上に取り組んでいます。
Feature
BeyondStations 構想のコンセプト「通過する」「集う」から「つながる」へを実現するためにロケーション毎に駅特性を踏まえてサイネージを設置しました。また今回設置したサイネージは東京都によるキャップ&トレード制度などを活用しCO2排出量を実質ゼロにした「ゼロカーボンメディア」として運用しております。
①上野広小路口ビジョン〔JR上野駅〕2024年1月24日開業
→3D映像を効果的に放映できる音声放送可能な大型L字型ビジョン。オリジナルのパンダキャラクターが登場する時報枠を設定し企業名やサービス告知が可能
②AKIBA”CAP”〔JR秋葉原駅〕2024年4月1日開業
→中央改札正面に圧倒的なインパクトの大型ビジョン(帽子)とショールーミングスペース(顔)を一体活用し新しい「体験型の価値訴求」を行える新機軸のメディア
③新宿BBB(スリービー)〔JR 新宿駅〕2024 年4 月15 日全面開業 ※部分開業は3 月18 日
→リニューアルした新宿南口にジャック展開可能なインパクトあるBOX、BLOCK、BELT の3つの特徴的な媒体が出現。イマーシブな空間が演出されます。
Screen Size
①W9.5m×H5.0m
②W31.7m×H1.9m
③〔BOX〕W5.7m×3.2m〔BLOCK〕W1.2m×H2.2m〔BELT〕W59.5m×H1.0m
Screen Type
①LED(3.9 mmピッチ)
②2LED(2.5 mmピッチ)
③LED〔BOX BELT〕1.5 mmピッチ〔BLOCK〕1.2 mmピッチ
Number of Screens
①1 面
②1 面
③〔BOX〕3 面〔BLOCK〕4 面12 柱(合計48 面)〔BELT〕2 面
Running
①2024 年1 月24 日
②2024 年4 月1 日
③2024 年4 月15 日
Explanation Url
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230606_ho01.pdf
https://www.jeki.co.jp/transit_ad/pdf/1711336169.pdf
https://www.jeki.co.jp/transit_ad/pdf/1711516955.pdf
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