DSA2024 LEDビジョンと音楽の融合により情緒的な体験を提供する「イマーシブ・エレベーター」

優秀賞

Entry Title
LEDビジョンと音楽の融合により情緒的な体験を提供する「イマーシブ・エレベーター」
Movie

Photo

審査会から
・壁面だけでなく天井面もLEDビジョン化することで高い没入感を生んでいると思います。エレベーター利用=移動中の隙間時間 を束の間の非現実体験に変える、狭い空間だからこそ実現出来た事例だと思います。素直に乗って体験してみたいと思いました。
・エレべーターという味気ない空間が生まれ変わる。LEDのさらなる低価格化や発熱量の減少によって普及が期待できる領域。
・限られた時間ではあるが、何もすることが出来ないエレベータの中という空間をうまく活用できた好事例である。他にも似た空間がいくつもあるが、そういった空間をサイネージがどのように活用していくかを今後も注目していきたい。
・LED技術の向上により実現が可能となったユースケースだと感じます。アイディアもとても良いと感じました。

Corporate Name
フジテック株式会社
株式会社クラウドポイント
株式会社センヨーミュージックマネジメント

Location
展望タワー/最先端のテーマ性の高い施設などの直通エレベーター

Details
都市空間移動システムの専業メーカー フジテックは、エレベーターのかご内全面にLEDビジョンを導入。
視認距離が近いエレベーター内で高解像度の映像を美しく描画することが可能な1.95mmピッチの超高精細LEDビジョンを壁面と天井の全面に設置、可動部の扉面を鏡面仕上げにすることで圧倒的な没入感を生み出す空間を実現。
動画コンテンツは、昇降動作に連動してそれぞれ異なる世界観を描き、上昇時は光の玉から生まれた妖精とともに、移り変わる情景を旅する「高揚感」あふれるイメージを表現、下降時は暗闇の中で繊細に輝く光や、ヒーリング音楽を用いた「癒し」をテーマとした空間を演出。
壁面に搭載したセンサーにより、人の動きに合わせて映像が手の上で弾く等の演出が可能になり、参加型エンターテインメントとして楽しめる演出空間が実現。
移動手段としてのエレベーターがサイネージにより新たな体験価値を提供する空間となった。

Feature
エレベーターに、LEDビジョンを用いた体験型移動スペースとして、新たなユーザー体験を提供します。
細部にこだわる「没入感」を高める仕様、扉側を鏡面仕上げにすることで360度映像の世界観に溶け込み、オリジナル音源と共に映像ストーリーに参加するインタラクティブな演出空間となっており、映し出す映像は自由に変更し様々な世界観の演出が可能です。
壁面に測域センサーを搭載することで、手の動きに反応して映像が変化し、お客様は画面に触れることなく映像演出を体験することができるため、LEDビジョンへのダメージを軽減、機材損耗リスクの低減や感染症対策にもつながります。
エレベーター内の映像演出だけでなく、参加型要素を加えた「体験型エレベーター」として、エレベーターの新しい可能性を追求。日常的な空間を非日常的な空間に変え、デジタルサイネージによって「乗車するために訪れたい新時代のエレベーター」を目指します。

Screen Size
左面:W1,500×H2,250mm、正面:W2,000×H2,250mm、右面:W1,500×H2,250mm、天井:W2,000×D1,500mm

Screen Type
LEDビジョン

Number of Screens
4面

Running
2023/7/1〜
 

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