DSA2023 日本初!透過型フィルムLEDによる外壁ビジョンと立体アート

優秀賞

Entry Title
日本初!透過型フィルムLEDによる外壁ビジョンと立体アート
Movie


Photo

審査会から
・長年にわたり、研究が続いていた「透過型フィルムLED」を活用した新たなLEDのカタチが示された作品でした。今後の発展にさらなる期待感を持ちました。
・透過型フィルムLEDの見本のようなよい事例。
・透過型のフィルムLEDは、既存のガラスをディスプレイ化できる技術として注目しています。街の景観を変えたり、今までデジタルサイネージが設置できなかった場所に設置することができるので、今後様々なユースケースが増えてくると考えています。ロケーション的にも今後の良い事例になると感じました。
・透過型フィルムLEDの今後の可能性を感じさせる取り組み。条例等の規制が多い日本の都市部向けの新たなメディア開発。

Corporate Name
三井不動産株式会社
ピーディーシー株式会社
Location
東京ミッドタウン八重洲

Details
2023年3月全面開業した「東京ミッドタウン八重洲」の外壁に透過型フィルムLED(縦約18mx横19m 約350㎡)を設置しました。
設置は建物内の3~5階にカーテンウォール一体型キャビネットを96枚設置する事で、建物の揺れにも同期し、また透明であることから室内の光を遮ることがありません。八重洲エリア初の大型LEDビジョンとなり、施設紹介やコンセプトである「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド」がテーマの「八重洲サミット」、城東小学校の生徒の絵画を用いた「動くアート」、外壁デザインを利用した「時報コンテンツ」などを制作。八重洲エリアに集う人たちを楽しませています。また、このフィルムLEDと鏡を利用した長谷川章氏によるアート「水の彫刻」をプロデュースしました。

Feature
透過型フィルムLEDを採用することで、従来のパネル型LEDとは違い室内の光を遮ることがないため、室内空間の活用が広がりました。また軽量であることから設置も簡単で工期短縮にもなりました。 その他、柱演出のために透明、軽量である利点を生かしてフィルム2枚をぶら下げ内側にある鏡に反射させることで、インフィニティのようなアート作品を制作することにも成功しました。

Screen Size
・外壁LEDビジョン スクリーン寸法:W19mx H18m (キャビネットサイズ:約1900㎜x1500㎜x96枚) ピクセルピッチ:14.8mm
・柱演出LED スクリーン寸法:W1.7mxH 4.2m(x4面)

Screen Type
透過型フィルム LED

Number of Screens
・外壁LED :1基 ・柱演出:1本(4面)

Running
2023年3月

Explanation Url
外壁LEDビジョン
https://youtu.be/8bFxmjA8TeQ
水の彫刻
https://youtu.be/apfNQFALITI

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