DSA2023 街に溶け込む恐竜
優秀賞
Entry Title
街に溶け込む恐竜
Movie
Photo
審査会から
・出す場所に応じて、ロケーションに溶け込む工夫がなされており、まさにクリエイティブが光る事例。海外のOOHクリエイティブ事例に比べて日本ではサイズの問題もあり、なかなかインパクトのある企画が難しいなか、海外の場でプレゼンテーションできる非常に好事例だと感じました。
・リアル感追求のために場所・天候に応じたコンテンツ制作を行っていることにクリエーターのこだわりを感じる。
・複数個所で時間や壁の色に合わせてクリエイティブを配信。かつ、平面でも3Dのような演出が可能ということを示した。クリエイティブ×テクノロジーの新しいデジタルサイネージの活用法。
・街にあるサイネージを最大限活用し、映画タイアップなど、非常に考えられた広告企画でした。改めて、サイネージ広告にはこの様な面白い企画が必要だと感じました。
Corporate Name
東宝東和株式会社
株式会社電通
株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
株式会社 LIVE BOARD
Hivestack Japan株式会社
Location
青山ストリートビルボード、池袋パルコビジョン、SEISHIDO VISION、池袋TS-VISION、日本の都心にある池袋(2箇所)・六本木・青山の4箇所(映画館に近いデジタルサイネージ)
Details
映画「ジュラシック・ワールド」のプロモーション。
ビルの壁に溶け込んでいた恐竜が、突如現れて通行人を驚かせる、という企画です。
このアイデアを実現させるため、天候や時間帯によってクリエイティブを出し分けできるLIVEBOARD社のデジタルOOHを使用しました。日本の都心にある池袋(2箇所)・六本木・青山の4箇所で、場所・時間経過・天候によってガラッと変わる壁面の色の変化を徹底的に研究し、計16パターンのクリエイティブを制作。どの場所、どの時間帯、どの天候においても壁への溶け込みのクオリティが高く、通りがかる人に「まるで恐竜に突然襲われるような」インパクトを与える体験を実現した。結果、多くの人が本件についてSNSで言及、結果、日本国内興行収入は60億円を突破、動員数は402万人を超えた。
Feature
本作品のジュラシック・ワールドのテーマ「人間と恐竜の共存」を街中にも反映するため、舞台を東京に絞り、街に溶け込ませ、突然出現する演出をリアルにするため、クリエイティブのデザイン、色味、を朝~夜、周りの景観に合わせるために何度も現地に出向き、完成させた作品です。ビルの外壁かと思いきや突然出現する恐竜は、映画の中身そのものではないでしょうか。通行人を楽しませると同時に、映画自体の興味関心を促す演出だった。
Screen Size
青山ストリートビルボード(H4,160 x W7,040(mm))、池袋パルコビジョン(H6,100 x W10,900(mm))、SEISHIDO VISION(H3,360 x W6,080(mm))、池袋TS-VISION(H4,480 x W7,200(mm))
Screen Type
LED
Number of Screens
日本の都心にある池袋(2箇所)・六本木・青山の4箇所(映画館に近いデジタルサイネージ)
Running
2022年7月25日〜2022年8月1日
Explanation Url
https://youtu.be/KR7dKpzpHTw
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