DSA2023 ランダムマック

グランプリ

Entry Title
ランダムマック
Movie


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審査会から
・デジタル広告にはないOOHがもつ独自価値である「セレンディピティ」を体現したような企画であり、生活者のインサイトをとらえた表現と接触することで、マックにランチに行くという行動を誘発する秀逸な事例。
・課題解決のためにゲーム的な要素を取り入れたことによってターゲット層の興味を喚起。また状況に即したメッセージの出し分けも食欲を刺激しそう。
・時間、場所、天気などの可変の情報にさらに個人、タイミングなどのランダム性を加えて、私に向けてのレコメンドを可能にしている面白さ。サイネージのみならず、キャンペーン全体がよく練りこまれ、そこにサイネージの特性が生かされている好例。
・OOH媒体の「パブリック効果」および「リーセンシー効果」をテクノロジーの力で最大限引き出したキャンペーン。時間帯や天候、エリアに応じたDCOとモバイル連動により、広告主の課題解決に至った今後のOOH広告の雛形的事例。

Corporate Name
日本マクドナルド株式会社
株式会社電通
株式会社電通クリエーティブキューブ
株式会社 LIVE BOARD
Hivestack Japan株式会社

Location
首都圏を中心に45面、ローカルエリア8面 計:53面

Details
マクドナルドでは、モバイルオーダーの利用率の低さを課題として抱えていた。認知率70%とその利便性は伝わっているものの、利用率は8%で低い状態にあった。利用率を上げるには、利便性以外でのアプローチが必要と考え、いつも同じものを頼んでしまう「メニューの固定化」というインサイトに着目し、マクドナルドらしい遊び心のある体験をつくることでモバイルオーダーの利用率向上をめざした。
結果、OOHをスマホで読み取るという新しい体験設計で、 OOHをただの見るものから実際に体験するものへと変えた。
誰でもスマホさえあれば気軽に楽しめる、マクドナルドらしい遊び心にあふれた体験を届け、ブランド指針である「気軽で楽しい」「遊び心にあふれた」を体現し、多くの生活者の行動を促した施策となった。
Feature
マクドナルドのシンボルであるハンバーガーがランダムに切り替わるQR コード「ランダムマックQR」を開発し、QRを読み込むとランダムにメニューが決まり、そのまま購入・受取ができる仕組みを構築。日本全国53つのデジタルOOHや4つの駅サイネージ、SNSへ出現させ、「メニューの固定化」に悩む人々に、予想できないワクワクなオーダー体験を届けた。エリア・気温・天気に応じてリアルタイムにコピー・メニューを出し分けし、話題化を図った。
デジタルOOH・SNS を起点に、多くの人が参加するキャンペーンに。モバイルオーダー利用促進に貢献した。
実施結果は以下の通りである。
・参加者数: 2,074,334
・KPI達成率: 1,481%
・リーチ: 28,017,283

Screen Size
https://liveboard.co.jp/screen/

Screen Type
LED

Number of Screens
53面

Running
2022年4月11日(月)・11:00-14:00(昼帯)〜 2022年4月24日(日)

Explanation Url
https://youtu.be/2WXkYku6Lgo

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