DSA2020 報道写真の新しい見せ方 「ラグビーW杯デジタル報道写真展」

優秀賞(UX/インタラクティブ部門)

Entry Title
報道写真の新しい見せ方 「ラグビーW杯デジタル報道写真展」

Movie

Photo


審査会から
5Gも使ってリアルタイムに見せることで、ビビッドに伝える新しい報道のスタイルを創出しています。ダイナミックDOOHの未来の先取りでもあると感じました。

Corporate Name
読売新聞東京本社
株式会社NTTドコモ
キヤノン株式会社
電通グループ
Location
ベルサール汐留(東京都中央区)
Details
読売新聞社はスタジアムで撮影した報道写真を大型サイネージに次々と投影する「ラグビーW杯デジタル報道写真展」を2019年9~10月に、ベルサール汐留で開催しました。

新聞社のカメラマンはスポーツ担当の場合1試合で1000枚以上の写真を撮影することも少なくありません。しかし、人目に触れるのは新聞紙面やオンラインサイトに掲載される数枚にとどまります。「5Gや専用の高速回線を使うことで、選手の躍動や観客の興奮をより多くの人に伝えられるのではないか」。そんな想いから、試合の経過に合わせてLIVEで報道写真を見せる新たなデジタル型写真展を企画しました。

5G回線をはじめとする通信分野はNTTドコモ、カメラと送信用アプリではキヤノンまた、イベント開催全般や映像ディレクションは電通グループと各分野のエキスパートの協力を得て実施しています。
Feature
①報道写真を高速&大容量&高精細で投影
従来の報道写真展ではパネルに印刷し展示する工程に時間を要したため、大型イベントの終了後、数日~数週間を経て開催されていた。しかし本展では5Gや専用回線が持つ高速、大容量という特性に着目。報道カメラマンならではの高精細な写真をサイネージに映す新しいスタイルを提供した。ラグビーW杯開幕日にプレ商用が始まった5Gを利用したこともポイントの一つ。
②高いリピート率
既存の写真展ではパネル作品の陳列であるため、企画者が示したストーリーを来場者が追う構成になりやすい。本展では投影写真を変えることで、ハーフタイム、終了後などと試合展開に応じて写真の「意味:価値」が変化するライブ感が加わり、繰り返し鑑賞する来場者が多かった。また見たい写真を入れ替えられるインタラクティブ性やその操作性もスマホのスクロールとシンプルだったことが、性別や年代を問わず多くの関心を集めた。

Screen Size
幅100センチ、高さ228センチ
Screen Type
FULL HD(スマートフォンで操作できる仕組み)
Number of Screens
12面連結
Running
2019年9月20日~2019年9月20日、同年10月13日~同年10月13日

 
このページの掲載内容は、アワード応募時に提出いただいた内容にもとづいています。
 
 
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