THE FUN GATE
KDDI株式会社
新宿駅前
スマートフォンの急激な普及に伴い、AUがAndroidユーザーに向け「auスマートパス」という新サービスをローンチしました。まずはその存在とサービス名を覚えてもらいたい。そして、スマートフォンを持ち歩くという事は日常をもっと楽しいものへと変えるものなのだというメッセージを伝えるために企画。休日になると訳9万人が通行する新宿駅前の公道スペースに巨大なゲートを設置し、横幅約5m、全長約30mに及ぶインタラクティブサイネ―ジストリートを出現させました。
ゲートをくぐった通行人の顔をわずか1秒足らずでポリゴン化し、auスマートパスの登場を知らせる歌を歌う動物キャラクターとしてリアルタイム合成。合成された姿はゲートのすぐ先から立ち並ぶモニター郡でアニメーションバナーとなって登場し、通行人の歩みに合わせて次々と表示されていきました。インタラクティブサイネ―ジを設置した2日間(計14時間)の実施期間中に約1万人がゲートを通過し、約5000パターンのアニメーションバナーが生成されました。
FaceTouch
チームラボ
オフィスビル・受付スペース
人の優しさとデジタルテクノロジーが融合したオフィスの「顔」
FaceTouch は、タッチパネルディスプレイに社員の顔写真を表示し、来訪者がアポイント相手の顔写真をタッチして呼び出す、受付システムです。写真をタッチすると、出身地や趣味などが書かれたプロフィールページが表示され、呼び出しボタンを押すと、PCの常駐アプリや携帯電話へのメールを通して、直接担当者に通知されます。
情報社会においては、もはや、すべての人の名前を正確に覚えたり、名前だけで相手を特定したりするのが難しい。名前を覚えていなくても、写真やプロフィールから相手を認識できる方が、今の時代にあっています。
また、プロフィールページには、ギャップのある写真を表示させたり、季節感のある写真を表示させることで、会話のネタにすることもでき、現代的・都会的なオフィスの中にも、明るさとホスピタリティを感じられる受付スペースを作ることができます。
お店で遊ぶ「FUN」体験
ギャップジャパン株式会社
Old Navy 9店舗、Gap Generation 14店舗内
店舗内にデジタルサイネージを設置し、AR技術を用した体を動かして遊べるコンテンツを子供/ファミリー向けに放映。
サイネージに出てくる風船を割ったり、動いている乗り物を動かしたり、「FUN」を体験できる。コンテンツは、お店の雰囲気に合わせPOPなデザインに。
本社でコンテンツを管理し各店舗に配信、リアルタイムで更新が可能。
子供がデジタルサイネージで遊んでいる間に、お母さんはゆっくりショッピング。しかも、時々出てくる「アタリ」を携帯で撮影し、レジに持っていくと10%オフになるお買得もあります。
JRAジャパンカップ「ステーションケイバ」
日本中央競馬会/株式会社 東急エージェンシー
東京メトロ新宿駅地下コンコース
丸ノ内線新宿駅コンコースに「全長14m高さ2mの巨大なデジタルサイネージ」を設置し人工芝やハロン棒デザインの柱巻広告と共に競馬場を再現しました。映像表現は東京駅プロジェクションマッピングを手掛けたP.I.C.Sに依頼。MTV系の演出家を起用し特に若い人達に競馬に興味を持ってもらえる様なクールかつポップな映像を制作。競走馬が横長の媒体を駆け巡る映像表現を中心に競馬の魅力を訴求しました。
この取り組みは多数メディアやSNSで拡散しました。当然この施策だけの結果ではありませんがジャパンカップはその年、入場者数11万7776人、前年比113.4%増で大成功でした。
Cooking Studio Signage
株式会社 ABC Cooking Studio
plus international(東京ミッドタウン)スタジオ
1.Lesson Studio Signageの目的
・料理教室開催時:調理説明、調理補助コンテンツの再生
・料理教室開催時以外:料理教室のコース紹介、料理手順のおさらい、男性料理教室「+M」の紹介
2.コンテンツ
・料理教室・コース案内、献立表、男性料理教室「+M」紹介などの動画と静止画
3.効果
・大型ディスプレイ(90型)で視認性アップ。2面あるので生徒の皆さんからも見やすく、調理の手助けとなっている
・教室の外からでもコース紹介や献立表などがよく見えるので、料理教室が気になる方への勧誘の一つとして効果的に利用できている
・タブレットを利用して自分の調理ペースに合わせて料理を学ぶことができる(料理中でタブレットに触れる事ができない為、ジェスチャーコントロールを実験中)
4.今後の展開
・全国のStudioへ展開
・Lesson Signage with Gesture(タブレットを利用して実証実験中)の本採用
BACARDI SCREAM HALLOWEEN
バカルディ ジャパン株式会社
nicofarre(六本木)
「ココロを解き放つ」というバカルディのブランド価値を伝える為、「お酒を飲むと声が大きくなる」というドリンカー特性に着目。マイクに対する人々の叫び声の大きさに比例して胸元が透ける特殊な衣装を着たバカルディ・スクリームガールズを、日本各地の繁華街に出没させ、一定以上の大声を出した人にバカルディのカクテルを振る舞っていきました。
こうして集めたスクリーム映像(叫び声と叫び顔)を素材として、世界初のスクリームライブパフォーマンスを、2012年10月・26日に六本木で開催したハロウィンイベント会場で披露。
パフォーマーが音階キーを押すと、キーに応じた叫び声が鳴り響き、その叫び顔が会場の360度のモニターにリアルタイムに映し・出された。こうしてハロウィンをスクリームで盛上げ、バカルディ飲用者達のココロを解き放ちました。
味の素ゼネラルフーヅ Blendy&MAXIMスティック インタラクティブ・3Dプロジェクションマッピング・クリスマスツリー
味の素ゼネラルフーヅ株式会社
大日本印刷株式会社
六本木ヒルズアリーナ
3Dプロジェクションマッピングとは、実物と映像をシンクロさせる映像手法です。映像やコンピュータグラフィックなどを建築や家具などの立体物、または凹凸のある面にプロジェクターで投映することで、その映像の動きや変化によって、対象物が動いたり、変形したり、または自ら光を放つ様に感じさせる幻想的で、錯視的な映像表現ができます。
今回提供した「インタラクティブ・3Dプロジェクションマッピング・クリスマスツリー」は、綺麗なクリスマスツリーを表現するだけでなく、生活者が巨大スティックにハグをすると19種類のツリーに変化するという、国内では初めてとなるインタラクティブな仕掛けを加え、観ている人に驚きと面白さを演出しました。
成田空港デジタルアート「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」
成田国際空港株式会社/チームラボ/三菱電機株式会社
成田国際空港
成田空港では、参加型デジタルアート作品「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」を展開しています。同作品は、画面上部に設置されたセンサーで人の動きを感知し、映し出された「書」に近づくと、その書が意味する姿に形を変え、空間に広がっていきます。
作品を配信するのは、デジタルサイネージシステム「SKY GATE VISION」の中でも最大となる有機ELパノラマビジョン(約385インチ)。
エリアに合わせた最新の空港ニュースや企業広告、旅を彩る空間演出コンテンツをタイムリーに表示し、お客様サービスの向上、さらには空港のブランド力向上に努めています。
渋谷ヒカリエ アーバンコアデジタルサイネージ
東京急行電鉄株式会社/イッツ・コミュニケーションズ株式会社/株式会社ライゾマティクス
制作:株式会社Hunch、株式会社渡辺潤平社、株式会社Qosmo、株式会社ティモテ、onnacodomo
渋谷ヒカリエ アーバンコア
渋谷ヒカリエ内の渋谷駅と周辺地域を多層的に接続する歩行者ネットワークを形成する円形の吹き抜け空間である「アーバンコア」に、大型LEDディスプレイの「ヒカリクロック」「アーバンコアリング」を設置。
「INFORIUM」(世界最速の情報空間)をコンセプトに今の渋谷から世界までを体感できる空間として演出し、絶えず移り変わる情報を眺める事で新しい発見が得られる様なスペースを創出することを目標としています。
館内イベント告知、広告媒体としてのデジタルサイネージ利用に留まらない新世代の高層複合施設としてふさわしい空間作りを試みています。
公募した国内のデジタルサイネージ作品の中から、優秀な作品を選出し、表彰することで、デジタルサイネージ市場をさらに活性化していくことを目指します。
受賞作品は当サイトで発表するとともに、~開催の「デジタルサイネージジャパン2013」の初日に特設会場にて受賞作品の紹介・表彰を行いました。
*~にデジタルサイネージアワードへ応募された作品は除く。
■審査委員長
中村伊知哉(デジタルサイネージコンソーシアム)
■審査員
遠藤諭(角川アスキー総合研究所)
奥律哉(電通総研)
向後康弘(森ビル)
中澤圭介(宣伝会議)
西村真里子(バスキュール)
山本孝(ジェイアール東日本企画)
吉田弘(博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所)
(敬称略 50音順)